ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2012年08月01日(水)
MAKI in iPod (Part 2)

浅川マキ の「CD 紙ジャケ復刻 第二弾」14タイトルも何とかそろえて,全て iTunes に取り込んだ。
'70 年代のアルバムを復刻した 第一弾の10タイトル に続いて,'80 年代のアルバムをリイシューしたもの。最初の自選編集盤である "Selected Album by MAKI"(「一曲にも匹敵するくらいの本人の『語り』」収録) 以外は全てオリジナルなアルバム。
収録曲のくわしいリスト → Maki.xls

◎ "ONE" [EMI TOCT-27071] -1980 {2/5}*
◎ "ふと,ある夜,生き物みたいに歩いているので,演奏家たちのOKをもらった" [EMI TOCT-27072] -1981 {1/6}
◎ "マイ・マン" [EMI TOCT-27073] -1982 {4/9}
◎ "CAT NAP" [EMI TOCT-27074] -1982 {6/8}*
◎ "Who's Knocking On My Door" [EMI TOCT-27075] -1983 {0/9}
◎ "幻の男たち" [EMI TOCT-27076] -1983 {7/10}
◎ "Selected Album by MAKI" [EMI TOCT-27077] -1984 {6/12}
◎ "SOME YEARS PARST" [EMI TOCT-27078] -1985 {0/8}*
◎ "ちょっと長い関係のブルース" [EMI TOCT-27079] -1985 {0/10}
◎ "アメリカの夜" [EMI TOCT-27080] -1986 {9/9}*
◎ "こぼれる黄金の砂 -What it be like" [EMI TOCT-27081] -1987 {4/9}*
◎ "UNDERGROUND" [EMI TOCT-27082] -1986 {4/6}*
◎ "幻の女たち" [EMI TOCT-27083] -1988 {7/10}
◎ "Nothing at all to lose" [EMI TOCT-27084] -1988 {2/9}*

アルバム・タイトル末尾の{ }内の数字は,浅川マキ本人が選曲した "DARKNESS" のシリーズ(I〜IV) に収録されていた曲の数 / アルバムの収録曲数。*印は,10枚組の "自選作品集" に入っていたアルバム。
それらを総合すると,この時代の作品の中でマキさん自身が最もお気に入りだったのは,"アメリカの夜"(1986) ということになる。

リアルタイムなアナログ時代は "CAT NAP"(1982) で付いていけなくなり,それ以後の作品は "DARKNESS" のシリーズなどで CD 化されるまで部分的にしか聴いていなかったのだが・・・。
その "CAT NAP" をプロデュースしたのは近藤等則で,全ての作曲も手がけていた。解説を書いていたのは奥成達で,その一部を引用させていただくと,・・・
「さて <CAT NAP> であるが,このレコードはそんなこれまでのファンたちには大想つれなく,とまどう人たちもきっと多いにちがいない。 <ONE> から始まったマキのジャズへののめりこみが,さらにフリー・ジャズへ,ときにはパンク,ラテン,レゲエ,あるいはピッグ・パッグ風など,様々な音群へと快進撃を続けているからである。」
今聴くとそれほどではないのだけれども,当時は過激過ぎるように思えてしまったのだろう・・・(^_^;)

アマゾンで「人気度」順に並べ替えてみると,この時代の作品で最も人気があるのは,"WHO'S KNOCKING ON MY DOOR"(1983) らしい。プロデュースは「アイドルキラー」だった後藤次利。
マキさん自身は,"DARKNESS" のシリーズに1曲も選曲しておらず,ボックス・セットにも入れていない・・・(^_^;)。
2012年8月1日 19時35分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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