ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2010年02月14日(日)
浅川マキ "こんな風に過ぎて行くのなら"
浅川マキ "こんな風に過ぎて行くのなら" [TOCT-9489]

1. 今夜はオーライ [浅川マキ/浅川マキ]
2. 埠頭にて [浅川マキ/飛田一男]
3. SOME YEARS PARST (U) [浅川マキ/飛田一男]
 ↑ PARST の R は □ で囲まれた文字
4. あの男が死んだら [浅川マキ/Irving Berlin]
5. ネオン輝く日々 (U) [浅川マキ/浅川マキ]
6. 別れ [浅川マキ/浅川マキ]
7. まだ若くて [浅川マキ/後藤次利]
8. Mid-Channel [浅川マキ/後藤次利]
9. コントロール [浅川マキ/後藤次利]
10. こんな風に過ぎて行くのなら [浅川マキ/浅川マキ]

浅川マキが1996年にリリースしたアルバム。
EMI Music Japan の公式サイト では 「現在入手不可能」 となっているが,デッドストックが発見されたらしく,タワレコや HMV では在庫があるようだ。
初めて聴いたが,冒頭の曲はギターがメインのストレートなロック。失礼ながら,マキさんもちゃんと歌っていらっしゃる・・・(^_^;)
植松孝夫 のサックスにジャズの香りが感じられる程度で,全体的には,ストーンズあるいはもっとストレートでシンプルな Bad Company あたりを連想させるようなサウンドのアルバムになっているので,ぼくのように '80 年代の JAZZY な浅川マキについていけなくなった初期のファンにも十分楽しめる内容になっている。

2. 8. だけが新曲で,その他の曲は再録バージョン。
1. ○ "幻の男たち" -83
3. ○ "SOME YEARS PARST" -85
4. ◎ "裏窓" -73,◎ "ふと或る夜、生き物みたいに歩いていたので、演奏者たちのOKをもらった" -81
5. ○ "幻の女たち" -88
6. ◎ "LIVE" -72
7. ○ "WHO'S KNOCKING ON MY DOOR" -83
9. ○ "WHO'S KNOCKING ON MY DOOR" -83
10. ◎ "裏窓" -73

アルバムタイトルになっている 10. こんな風に過ぎて行くのなら は,マキさんの好きな言葉らしく,エッセイ集のタイトルにもしている。
● 浅川マキ 「こんな風に過ぎて行くのなら」 石風社

そのオリジナルが収録されている,1973年リリースの "裏窓" は単独では CD 化されていないが,"DARKNESS" シリーズ中の "初期作品集" 3枚をそろえると,収録曲をすべて聴くことができる。
"DARKNESS" のシリーズに収録曲が全て含まれているアルバムは,ほかに1986年リリースの "アメリカの夜" があるだけ。

マキさんが亡くなってから,久しぶりにアナログ・プレイヤーの埃を払い,昔の LP を聴きながら,例によって,曲目リストを作ってみた。→ Maki.xls

手元に無い '80 年代のアルバムについては,↓ を参考にさせていただいた m(_ _)m
浅川マキ ディスコグラフィー オリジナルアルバム 編

リストを作っていて気が付いたのは,バージョンの複数ある曲が多いこと。初期のアルバムでも,スタジオとライブの2通りある曲はあったが,'80 年代でもかなりの曲を複数回録音している。しかも,II とか part 2 などという表示の無いタイトルの方が多いのは,なぜ・・・?

2010年2月14日 11時01分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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