ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年08月01日(土)
Three Sweet Soul Music
Arthur Conley, Bobby McClure & Eddie Floyd "Swamp Dogg presents Three Sweet Soul Music Kings" [S.D.E.G. SDEG 1967]

Arthur Conley
1. Complication #4
2. Do We Need A Change
3. I Want Your Love
4. Stop Knocking
5. Bless You [Capricorn 0047]
6. It's So Nice When It's Somebody Else's Wife [Capricorn 0047]
7. Do It Shake Your Booty
Bobby McClure
8. Cherry Pie 9. When The Flavors Gone 10. I Can't Get Enough 11. Do Do Do Doop (Please Come Back) 12. I Need A Job 13. Please Don't Put Me Out Of The Band 14. I Write Another Love Song 15. I Brought It Back 16. Younger Man Blues 17. Leaving Him Loving Me
Eddie Floyd
18. I've Got A Reason To Smile 19. Knock On Wood 20. Got To Make A Comeback

Sam Cooke になりたかった Otis Redding が,Sam Cooke のように育てようとしたシンガーが,Arthur Conley
この CD のクレジットによると,収録されている7曲は・・・
Produced, Arranged and Written by Jerry "Swamp Dogg" Williams
Engineer: Jim Hawkins (Capricorn studios, Macon, Ga)
Piano: Swamp Dogg
Guitar: Jessie (Pete) Carr
Bass: Robert Popwell
Drums: Johnny Sandlin
Organ: Paul Hornsby
ホーン・セクションも聴こえるが,それについてのクレジットは無い。
5. 6. は,シングルとしてリリース(1974) されているので,その当時の録音であると思われる。この頃の Pete Carr は,かなり自由(?) に弾きまくっていて,活躍度は高い。

◎ Bobby McClure "The Cherry Album (Hot Party Remix)" [P-Vine PCD-2117]
Bobby McClure の10曲は,1988年にリリースされた LP と同じ内容。単独で CD 化 ↑ されたこともある。カリフォルニア録音。
Eddie Floyd の3曲は再録音で,Produced by Marshal Sehorn,Arranger: Wardell Quezerque というクレジットがある。なぜ,この "Swamp Dogg presents ..." という CD に収録されたのかは・・・?
もちろん,どちらも Pete Carr はセッションに参加していない。

Arthur Conley の7曲は,iTunes などでも販売されているが,以前,日本だけでリリースされた同じような内容のミニ・アルバムは,8曲入りだった。
◎ Arthur Conley "One More Sweet Soul Music" [P-Vine PJ-122] -1988
追加されているのは,Atco 6747 として1970年にリリースされた "God Bless" という曲。ソングライターのクレジットは Jerry Williams, Jr. だが,プロデュースは Johnny Sandlin で,ストリングスのアレンジを担当しているのは Eddie Hinton 。ギターは Pete Carr の可能性が高い・・・? CD になったことはあるのだが,廃盤になっているのは残念。
● "Sweet Soul Music: The Best Of Arthur Conley" [Ichiban/soul classics SCL 2105-2] -1995

その "God Bless" が Arthur Conley にとっての最後のチャート・ヒット(Black Singles: 33) だった。その後,Capricorn と契約してシングルを4枚リリースするが,表題の CD にその内の1枚分2曲が収録されている以外は,CD どころか,LP 化すらされていない。ギターを弾いているのは,おそらく Pete Carr なのだが・・・。
結局 Capricorn でもヒット曲を出せなかった Arthur Conley は,かつて Phil Walden のコネで便乗して参加した Stax/Volt のツアーで歓待を受けたヨーロッパに脱出し,オランダに腰を落ち着けてしまう。

Lee Roberts と名前を変えて,Sam Cooke やソウルの名曲のカバーばかりを歌ったライブ盤があり,そのアルバムは当時の TV 番組を DVD 化したものが付け加えられて,CD 化されているのでオススメ。
● Arthur Conley & The Sweaters "Recorded LIVE in Amsterdam" [Blue Shadow WBB-003] -2007

2009年8月1日 08時14分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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