ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2008年04月25日(金)
Hot Night Tonight
Barbara Lynn "Hot Night Tonight" [Antone's TMG-ANT 0047]

2000年にリリースされた Barbara Lynn のアルバム。
"When Something Is Wrong With My Baby" は,ほかにどんなシンガーによって歌われているのだろうと思って検索してみると,この CD があった。

手持ちの CD では,Sam & Dave,Charlie Rich,Timi Yuro 以外に,次のようなミュージシャンのバージョンがある。
◎ Booker T. & The MG's "Play The Hip Hits" [ace/STAX CDSXD 065]
◎ Don Bryant "The Complete Don Bryant on Hi Records (2 CDs)" [Hi/Cream HEXD 50]
● Arthur Conley & The Sweaters "Recorded LIVE in Amsterdam" [Blue Shadow WBB-003]
◎ The Holmes Brothers "Righteous!:The Essential Collection" [ROUNDER 1166-11588-2]
◎ King Curtis "King Curtis Plays The Great Memphis Hits & King Size" [ATLANTIC/KOCH KOC-CD-8015]
◎ Patti LaBelle & Travis Tritt: V.A. "Rhythm Country & Blues" [MCA MVCM-466]
● Otis Redding & Carla Thomas "King & Queen" [ATLANTIC 7 82256 2]
◎ Linda Ronstadt "Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind" [Elektra 9 60872-2]
◎ The Sweet Inspirations "The Best of the Sweet Inspirations" [Ichiban/soul classics SCL-2506-2]
● Carla Thomas "Live In Memphis" [Memphis International DOT 0202]

Barbara Lynn は,ストーンズが "Oh, Baby (We Got A Good Thing Goin')" をカバーしていることで昔からおなじみだし,"You Left The Water Running" の,他の男性陣とは一味ちがったバージョンも好きだったりするのだが,このアルバムについては,それほど興味を持っていなかった。このジャケ写は,今見ても,Barbara Lynn には似合っていないように思う・・・(^_^;)

今回,バックで演奏しているメンバーのクレジットを見て驚き,早速取り寄せてみた。
Bass: Charley Drayton, Daryl Jones, Davey Faragher
Drums: Charley Drayton
Piano, Organ: Ivan Neville
Guitars: Pierre de Beauport, David Immerglueck, Jason Sinay
Background Vocals: Troy Horne, Bernard Fowler, Ivan Neville, Charley Drayton
Rap Voclas: Bachelor Wise ← Barbara Lynn の息子

キースのバンド The X-pensive Winos のメンバー(Charley Drayton,Ivan Neville) に,ストーンズのサポート・メンバーから Daryl Jones と Bernard Fowler が参加しているという豪華な顔ぶれ。
ギターにクレジットされている Pierre de Beauport は,ライブのステージでキースに,曲ごとにチューニングやキーの異なるギターを手渡している Guitar Technician 。

このアルバムをプロデュースしている Don Smith は,キースの "Talk Is Cheap" でエンジニアを務め,"Live at the Hollywood Palladium" ではプロデューサとしてクレジットされている人物なので,そのつながりで,メンバーを集めたようだ。
当然,その "Talk Is Cheap" によく似たサウンドになっているので,キースのファンにオススメのアルバム。

どうせなら,キースも手伝ってやれば話題になり,売り上げも伸びたと思うのだが・・・(^_^;)
Barbara Lynn のギターは,コード・カッティングとオブリガートが中心のスタイルで,キースのギターとは相性が良さそうなので,二人の共演を聴いてみたかったような気もする。
2008年4月25日 21時23分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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