ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年11月16日(水)
Langston Hughes
Peter Guralnick による新しい伝記本の "Dream Boogie" という書名は,Langston Hughes の詩のタイトルから採られていた。

Gritz さんに紹介してもらったネットラジオ↓でも
http://www.onpointradio.org/shows/2005/11/20051111_b_main.asp
話題になっていたと思うが・・・?
何しろ,10年ほど前に受けた TOEIC のリスニング・スコアは360しかなく,自信のあったリーディングはそれ以下で,余裕で超えるはずだった700にも届かず,それ以降,衰えることはあっても・・・というレベルなので・・・(^_^;)

その原詩は↓のサイトに引用されているものが,空白行やインデントも含めてオリジナルな形に最も近いようだ。
http://www.loc.gov/rr/program/journey/hughes-transcript.html
日本語訳は,思潮社から出ている「ラングストン・ヒューズ詩集」の pp.103-104 に掲載されていた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4783724318/
絶版になっているが,図書館で確認。

読み比べればわかっていただけると思うが,正直,あまり良い訳とは思えない・・・と言っても,どのように訳すのが適当なのかもわからないが・・・(^_^;)
少なくとも,最後のほうの Take it away! は,「(放送で)では始めなさい」= You're on the air. という意味があるようなので,そちらのほうがふさわしいのではないか?
ほかには,rumble に street fight の意味もあるのが気になるし,a dream deferred のイメージがよくわからない・・・。

思潮社版の詩集には「ブルースと呼ばれる歌」というエッセイも収録されていて,それがたいへんおもしろい内容だったので,一読をお勧めしたい。
「ブルース! 心が痛むとき,ひとびとがつくる歌,それがブルースっていうものだ。悲しくておかしい歌,−−おかしがるには悲しすぎ,悲しがるにはおかしすぎる」
"sad funny songs — too sad to be funny and too funny to be sad"
2005年11月16日 23時17分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Dream Boogie |
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