ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年01月19日(水)
Willie Hightower
Willie Hightower "Willie Hightower" [Honest Jons 07243 863429 2 8]

2003年の Candi Staton に続いて,2004年は Bettye Swann とこの Willie Hightower が正式に CD 化された。
オリジナルの LP "If I Had A Hammer" (収録曲は,この CD の 17, 11, 12, 8, 7, 4, 13, 14, 18, 16, 3 ) そのままのストレート・リイシューでもうれしいのに,シングルのみだった曲が7曲も追加されている。
これで,CCCD でなければ,何も言うことはないのだが,・・・。
もっとも,レコーディング・データがほとんど掲載されていないことも不満ではあるけれども,ワイドショーの「あの人は今?」的なアプローチのライナー・ノートも,これはこれで興味深い。そのライナー中に Sam Cooke の名前が何回登場するか数えてみたら,15回もあった。

"Somebody Have Mercy" が直接のカバーであるほか,フォーク・ソングの "If I Had A Hammer" や "For Sentimental Reasons 〜 You Send Me" のメドレーは,もちろん "Sam Cooke at the Copa" からの影響だろうし,"Time Has Brought About A Change" は,"A Change Is Gonna Come" の続編とも言える曲。

同じように,Fame/Muscle Shoals と Hi で録音したことのある Sam Cooke 系シンガーとして The Ovations の Louis Williams がいるわけだが,おもしろいことに,彼も "It's Wonderful To Be In Love" というよく似たタイトルの曲を吹き込んでいて,KENT の "The Goldwax Story vol. 1" に収録されているので,聴き比べてみてほしい。
このライナーに書かれているように,Louis Williams が Sam Cooke の 'just a copyist' ではないことがわかってもらえるはず。
2005年1月19日 20時47分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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