ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2010年07月18日(日)
Little Richard "The Rill Thing"
Little Richard "The Rill Thing" [collector's choice music CCM-2021]

1. Freedom Blues (Esquerita/Richard Wayne Penniman)
2. Greenwood, Mississippi (Albert Jr. Lowe/Travis Wammack)
3. Two-Time Loser (Larry Lee)
4. Dew Drop Inn (Esqrita/Richard Wayne Penniman/Keith Winslow)
5. Somebody Saw You (Richard Wayne Penniman)
6. Spreadin' Natta, What's the Matter? (Maybelle Jackson/Richard Wayne Penniman)
7. The Rill Thing (Jesse Boyce/Freeman Brown/Richard Wayne Penniman)
8. Lovesick Blues (Cliff Friend/Irving Mills)
9. I Saw Her Standing There (John Lennon/Paul McCartney)

Spencer Wiggins のレアなシングルや未発表曲 を,ごく普通に当たり前のように聴けるという喜びに浸っている今日この頃・・・(^^♪
その CD のライナー(Dean Rudland) 中で,Spencer Wiggins が "Little Richard was there when I was, that was something!" と語っているけれども,当時 Little Richard が Fame Studios で録音していたのが,1970年にリリースされた,このアルバム。

オリジナルの LP のライナーには,"This album, produced by Little Richard himself in Muscle Shoals, Alabama, is the first accurately dazzling reflection of his talent since his beginnings on the Specialty label." とある。

Reprise 時代の Little Richard については,Rhino Handmade からコンプリート集が出ていたが,ぐずぐずしているうちに,とんでもない値段に・・・(T_T)
● Little Richard "King of Rock & Roll: Complete Reprise Recordings (3 CDs)" [Rhino Handmade ]

その後,廉価盤レーベルの Collector's Choice Music からボーナス・トラック抜きのオリジナルのまま CD 化され,いつかそのうち・・・と考えていたのだが,Spencer Wiggins の言葉がきっかけでカートへ移動。ついでに,同時代のアルバム2枚も入手してしまった・・・(^_^;)
◎ "King of Rock and Roll" [collector's choice music CCM-2027]
 H.B. Barnum という人物がアレンジとプロデュースを担当したアルバム。ポップだが,過去の Little Richard のイメージにいちばん近い内容。
◎ "The Second Coming" [collector's choice music CCM-2023]
 Specialty 時代同様,Bumps Blackwell がプロデュースして,ドラムは Earl Palmer が叩いているのに,全く売れず,予定されていた Reprise での4枚目はお蔵入り・・・?


表題の CD で演奏しているのは,Fame Gang。
オリジナルの LP にクレジットは無いが,AMG によると,ライノのコンプリート集のソングライターのクレジットには Freeman Brown や Jesse Boyce の名前が見える。リード・ギターは,2. を Albert Jr. Lowe と共作している Travis Wammack のようだ。Larry Lee の名前もあるが・・・?
アルバム・タイトルの 7. The Rill Thing は,10分以上もあるインスト曲。Little Richard が electric piano を担当していることになっているが,彼のイメージとは全く異なるジャム・セッション風で,サンプリングのネタ元になっているそうだ。
Fame Gang の演奏を楽しむ分にはおもしろいが,純粋な Little Richard のファンには受けが悪く,全く売れなかったというのも,納得できる内容のアルバム・・・(^_^;)

2010年7月18日 23時38分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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