ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2009年07月22日(水)
Muscle Shoals Bands of the 60's Reunion
V.A. "Muscle Shoals Bands of the 60's Reunion" [Alabama Music Hall Of Fame AMHOF 1993-001]

The Mark Five with Dan Penn
1. Intro 2. Two Steps From The Blues 3. Ain't Nothin' You Can Do 4. I Got A Woman
The Del-Rays
5. Intro 6. Hot Toddy 7. Love Potion #9 8. Fortune Teller 9. Ya Ya
Hollis Dixon and The Keynotes
10. Intro 11. Big Boss Man 12. Kansas City 13. 40 Days
Terry Woodford and The Mystics
14. Intro 15. Susie Q 16. Satisfaction 17. Where Is My Little Girl
Mickey Buckins and The New Breed
18. Intro 19. Mustang Sally 20. Silly Girl
The Weejuns
21. Intro 22. Gimme Some Lovin' 23. Hey Baby 24. Gloria
Bobby Denton
25. Intro 26. A Fallen Star 27. Sweet and Innoccent
Travis Wammack & The Little Richard Band
28. Intro 29. Scratchy 30. Just A Little Bit

1960年代に Muscle Shoals を中心とした南東部一帯の community centers, high schools, National Guard armories, fraternity houses and military bases で活動していたバンドが,1992年に開いた同窓会コンサートの模様を記録したアルバム。
Intro とあるのは,M.C. によるそれぞれのグループの簡単な紹介。
Jimmy Johnson が Producer,David Johnson が Executive Producer としてクレジットされている。
アマゾンなどには出品されていないが,Alabama Music Hall of Fame のサイトのストアで購入できる。
Alabama Music Hall of Fame
http://www.alamhof.org/

いちばんの聴きものはやはり,トップ・バッターの The Mark Five における Dan Penn のボーカル。おそらく当時数え切れないほど歌ったであろう Bobby Bland や Ray Charles のおなじみのナンバーを貫禄十分に歌い上げている。
Intro での紹介には,Dan Penn and The Pallbearers という名前も出てくるが,ここでのメンバーは,Dan Havely - Trumpet; Johnny Sandlin - guitar; Jerry Carrigan - drums; Dan Penn - vocals; David Briggs - keyboards and Nobert Putnam - bass。
なぜかギターを弾いている Johnny Sandlin は,おそらく単なる助っ人か?
Jerry Carrigan, David Briggs, Nobert Putnam は,Fame の最初のハウス・バンドのメンバー。
● V.A. "The Muscle Shoals Sound" [Rhino R2 71517] -1993
↑ の Personnel は,→ MSRS.xls

二番手に登場する The Del-Rays は,Jimmy Johnson がリーダーだったバンド。Stax にシングルがある Del-Rays ではない。

続く Hollis Dixon というシンガーのバンドには,Donnie Fritts や Spooner Oldham,Roger Hawkins などが参加していたこともあったそうだ(『スウィート・ソウル・ミュージック』p.232)。Donnie Fritts と Spooner Oldham は,この CD でも演奏している。

Terry Woodford というシンガーのバンドでベースを弾いているのは,David Hood 。"Satisfaction" は,Otis ではなくストーンズ風だった。

Mickey Buckins は,The Fame Gang - The Third FAME Rhythm Section の一員として producer/arranger だった人物。

The Weejuns というグループは,M.C.で "I Spy" というシングルをリリースしたと紹介されていて,それは CD 化されているが,・・・。
○ V.A. "Psychedelic States: Alabama in the '60s, Vol. 2" [Gear Fab 192]

Bobby Denton というシンガーは「地元の有力政治家」になっているらしい(『スウィート・ソウル・ミュージック』p.211)。この "A Fallen Star" という曲のことも,そのページに書かれている。"Sweet and Innoccent" は,Rick Hall と Billy Sherrill が書いた Osmonds の曲。

◎ V.A. "It Came from Memphis (2 CDs)" [Manteca MANTDCD235] -2005
Travis Wammack は,この "Scratchy" が ↑ に収録されているように Memphis 出身らしいが,AMG で調べると,↓ のようなタイトルのアルバムがあった。
○ Travis Wammack "Memphis + Muscle Shoals = Travis Wammack" [Travis Wammack ]
The Little Richard Band とあるが,彼らは実際に Little Richard のツアー・バンドをしているそうだ。


Jimmy Johnson,David Hood,Johnny Sandlin,Jerry Carrigan,David Briggs,Nobert Putnam,Donnie Fritts,Spooner Oldham,Jimmy Evans などなじみのあるミュージシャンがいくつかのバンドに参加しているけれども,その他のメンバーは,すでにプロではない・・・?
ただ,演奏されている曲のほとんどは,彼らが現役時代リクエストされてくり返し演奏したと思われる '60 年代のヒット曲なので,体が覚えていて,たいしてリハーサルをする必要もなかったのでは・・・?

いかにも「同窓会」コンサートらしく,聴衆も含めて全員が和気藹々と楽しんでいる様子が伝わってきて,聴いているこちらのほうまで何となく楽しくなってくるような,ほのぼのとしたアルバムです (^^♪

2009年7月22日 00時03分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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