ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2007年02月05日(月)
Oh, My Nola
Harry Connick, Jr. "Oh, My Nola" [Columbia 82876 88851 2]

1. Working In A Coal Mine 2. Won't You Come Home, Billy Bailey? 3. Something You Got
4. Let Them Talk
5. Jambalaya (On The Bayou) 6. Careless Love 7. All These People 8. Yes We Can 9. Someday 10. Oh, My Nola 11. Elijah Rock 12. Sheik Of Araby 13. Lazy Bones 14. We Make A Lot Of Love 15. Hello Dolly 16. Do Dat Thing

「天は二物を与えず」と言うが,この Harry Connick, Jr. は,二つどころか三物も四物も,天賦の才能・資質を兼ね備えた上に育ちも良いという「ズルイ」男。
公式サイトも2種類ある。
http://www.hconnickjr.com/
http://www.harryconnickjr.com/

一昨年末から昨年始めにかけてよく聴いていたが,その後 ↓ のようなスタンダード集は購入したものの,
◎ Harry Connick, Jr. "Songs I Heard" [Columbia CK 86077]
◎ Harry Connick, Jr. "Only You" [Columbia CK 90551]
Branford Marsalis と共作したジャズや,Broadway で上演した作品を CD 化したアルバムにはちょっと手が出ず,遠ざかっていた。

今回の新作は,'90年代半ばの "She" や "Star Turtle" 以来,久しぶりに N.O. Funk が演奏されている上に,Hank Williams の曲もカバーしているということで,発売されてからすぐに入手し,愛聴している。
タイトル中の Nola は,New Orleans, LouisiAna。
その中でも特に気に入っているのが,サザン・ソウルとして歌われることもある "Let Them Talk"。

◎ Little Willie John "The King Sessions 1958-1960" [ace/KING CDCHD 1061]
 これがオリジナル。"Fever","Talk To Me" などと並ぶヒット曲。1959年の作品。
□ Mitty Collier "Shades Of A Genius" [Chess CH 91520]
 1964年の作品。プレイヤーの埃を払ったおかげで,久しぶりに聴くことができた LP の内の1枚。
◎ Bobby Patterson "Soul Is My Music: The Best of Bobby Patterson (2 CDs)" [sundazed SC 11105]
 Bobby Patterson and The Mustangs として1967年に発表されている。モノローグが印象的で,いかにもサザン・ソウルという仕上がり。
◎ Z.Z. Hill "The Complete Hill Records Collection / UA Recordings, 1972-1975 (2 CDs)" [Capitol 8 36296 2]
 1974年の作品。この時代,Z.Z. Hill は Allen Toussaint の元で Meters をバックに録音している曲もあって,まんざら N.O. と無関係というわけでもない。
◎ Ann Sexton "Anthology" [Soul Brother SBPJ 20]
 これも '70 年代初めの作品。"You're Letting Me Down" という全く異なった曲名だが,これも一種のアンサー・ソング?
以上のほか,James Brown や Gwen McCrae もカバーしていて CD 化されているが,Johnny Adams や Billy Young などは CD 化されておらず,「泥沼」に埋もれてしまっているのは残念・・・(^_^;)


ただ,Harry Connick, Jr. は,James Booker がこの曲を書いたと思っていたほど,James Booker のバージョンが好きだったらしく,彼のライブ・ソロ・レコーディングを参考にアレンジしたそうだ。
その James Booker のバージョンは,手持ちの CD には収録されていなかったのだけれども,中古ショップで手ごろな値段のものがすぐに見つかった (^_^)v
◎ James Booker "A Taste of Honey: Live In New Orleans, 1977 (2 CDs)" [Night Train NTI CD 2006]
 ちょうど,"Nine Pound Steel" を歌う Snooks Eaglin と印象が非常によく似ているのは,やはり同じ New Orleans 出身だからだろうか?

2007年2月5日 22時29分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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