ニックネーム:Mr.Pitiful
タイトルの "R 'n' S & B" は "ROCK 'n' SOUL & BLUES"。 "+ c" は, 最近聴き始めた Country Music 。
2005年03月05日(土)
Proud Mary
Solomon Burke "Proud Mary-The Bell Sessions" [SUNDAZED SC 11079]

1. Proud Mary 2. These Arms Of Mine 3. I'll Be Doggone 4. How Big A Fool (Can A Fool Be) 5. Don't Wait To Long 6. That Lucky Old Sun 7. Uptight Good Woman 8. I Can't Stop 9. Please Send Me Someone To Love 10. What Am I Living For
11. She Thinks I Still Care 12. I'm Gonna Stay Right Here 13. The Generation Of Revelations 14. In The Ghetto 15. God Knows I Love You 16. The Mighty Quinn (Bonus Track) 17. Change Is Gonna Come

Solomon Burke の Sam Cooke カバーは,ライブで "Having A Party" を一節うなっていたり,Rounder 時代にそのままアルバム・タイトルにもした,7分以上にも及ぶ "A Change Is Gonna Come" があるけれど,極め付けは,この名盤"Proud Mary" が CD 化された際にボーナス・トラックとして収録された "A Change Is 〜" の,ゴスペル・フレイバーたっぷりのサザンソウル・バージョン。
17. A Change Is Gonna Come

Solomon Burke は,Atlantic 時代にも Dan Penn & Chips Moman やTom Dowd がプロデュースした南部録音があるが,そちらは Memphis での録音だったのに対して,こちらは Muscle Shoals での録音。

CCR のカバーである "Proud Mary" は,Black Singles だと15位,Pop Singles でも45位とヒットしている。
Otis の "These Arms Of Mine" や Spencer Wiggins "Uptight Good Woman",Arthur Conley "I Can't Stop",Percy Mayfield "Please Send Me Someone To Love" なども,まるで元々自分のために作られた曲であるかのように,豪快に歌いきっているのがたまらない。
スタンダードで,Sam Cooke や Ray Charles も歌っている "That Lucky Old Sun" は,ゴリゴリのサザンソウル仕立てになっている,この Solomon Burke のバージョンがいちばんのお気に入り。
2005年3月5日 07時07分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| COVERs of Sam Cooke |
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2005年03月04日(金)
Make Do With What You Got
Solomon Burke "Make Do With What You Got" [Shout Factory DK 34357]

今年になって購入した中では初めての,ピッカピカの新録盤。
前作の "Don't Give Up On Me" がグラミー賞を受賞したというシールに表示されている新しいプロデューサの名前は,Don Was。
前作の評判がいくら良かったとは言え,Don Was のことだからその二番煎じにはしないだろうと思って聴いてはみたが・・・。

ドラマー(James Gadson)のカウントに続くギターの音を聴いて,アレッ,キースもゲスト参加しているのか?・・・と思ってしまった。
クレジットを見ると,Ray Parker Jr. が lead guitar なので,その,Keith Richards を思わせるようなコード・カッティングは rhythm guitar の Reggie Young ということになるが・・・???
途中から聴こえてくる Ray Parker Jr. のギターも Ron Wood のようなフレーズが含まれていて,全体のサウンドもどことなくストーンズ風。いくらなんでもちょっとやり過ぎかも,・・・嫌いではないのだが(^_^;)

そのギター2本とドラムに,ベース(Tommy Sims),ピアノ(Eddie Towns),そして唯一,前作にも参加していた Rudy Copeland のオルガンを加えた6人のメンバーは全曲共通で,あとは曲によってホーン・セクションやコーラス,ストリングスが付いたり付かなかったりという構成。
原曲が耳に馴染んでいる The Band "It Makes No Difference" はゴスペルっぽいアレンジが施されているが,Billy Preston のオルガンが素晴らしかったストーンズの "I Got The Blues" は,もともとゴスペル風の曲なのでストレート・カバーに近い印象。
ほかには,Dylan や David Ruffin,Hank Williams の曲が取り上げられている。
アルバム・タイトルにもなっている "Make Do With What You Got" は,Dr.John の新作で,ライナーも書いている Van Morrison の "At The Crossroad" も新作らしい。このあたりは前作とよく似た雰囲気で,安心して聴いていられる。

とにかく1曲目の印象が強烈過ぎるが,全体としても前作よりはハードでタイトなサウンドになっていて,Solomon Burke 自身のボーカルも若返っているかのように聴こえる。年寄りの冷や水にならなければよいが・・・(^_^;)
何はともあれ,今年の My BEST 10 の候補作のひとつになることは間違いない。
2005年3月4日 20時16分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| BEST 10 CDs in 2005 |
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